終活コラム第38回『葬儀費用について』

今回のテーマは葬儀費用について少しお話しをしていきます。
日本の葬儀費用は世界で一番高いといわれています。なぜこれほど高いのか、その理由には日本な
らではの風習が挙げられます。たとえば戒名やお布施、通夜振る舞いなど、独自の文化が葬儀の平
均費用を押し上げているのです。

葬儀費用は以下の3つに分けられます。

  • 葬儀自体にかかる費用
  • 参列者の接待費用
  • 返礼品の費用
    2020年3月~2022年3月の期間では、上記の合計額の平均は110.7万円で、新型コロナ感染症が流行
    した影響により過去最少となりました。
一般葬の平均費用は100万~200万円

一般葬とは、故人の家族や親族以外の関係者にも参列してもらう形式の葬儀です。会社の関係者や
友人・知人なども弔問に訪れるため規模が大きく、必然的に平均費用は高くなります。かつての日
本ではポピュラーな葬儀でしたが、最近では少子高齢化にともない大々的な葬儀を執りおこなう家
庭は少なくなりました。
相場は100万~200万円と幅があり、参列者の人数次第で増減することもあるでしょう。故人が著名
人だったり、生前に多数の人と交流があったりするような場合は一般葬を選ぶケースが多く見受け
られます。

一日葬の平均費用は30万~50万円

本来は2日に分けて執りおこなう葬儀を1日に短縮したのが一日葬です。お通夜を省略し、告別式と
火葬のみを実施するのが最大の特徴といえます。
メリットとして、通夜振る舞いや香典返しにかかる費用を抑えられる点が挙げられるでしょう。平
均で30万~50万円ほどに収まるようです。葬儀プランによっては火葬後に精進落としの場を設ける
こともあり、その場合は控室で参列者に軽食を提供します。

僧侶に包むお布施や戒名料などは平均費用に含まれていないため、それらを含めると合計で100万円
程度になると想定されます。

家族葬の平均費用は99万5,000円

家族葬では故人の近親者のみが参列し、故人と最期のお別れをするのが一般的です。家族以外が参
列するケースは珍しくなく、遺族の希望で故人の友人を招くケースもしばしば見受けられます。お
通夜から火葬までの流れは一般葬と同様で、参列者は最大で30名ほどです。

従来の葬儀と比べて少人数で済むため、家族葬の平均費用はおよそ100万円と低くなっています。故
人とゆかりのある人だけで静かに最期のお別れをしたい人におすすめです。葬儀を簡略化できるメ
リットがある反面、あとから弔問客が訪れることも多く香典返しの手間がかかるかもしれません。

直葬(火葬式)の平均費用は10万~50万円

直葬ではお通夜と告別式を省き、火葬のみ執りおこないます。プランによっては、斎場や火葬場へ
ご遺体を安置したのち、火葬炉の前で簡単にお別れの儀式をするケースもあるようです。非常に簡
素な葬儀のため、平均費用は10万~50万円ほどで収まるケースが多いでしょう。なお、火葬後の会
食はないことが大半です。

コロナ禍で直葬の需要は伸びており、『いい葬儀』の調査によると全体の11.4%を占めるという結
果が出ています。葬儀に費用をかけたくないと考える人は年々増えており、直葬は時流に合ってい
るといえるでしょう。

いかがでしたか?
昨今は葬儀の形式が多様化しており、一般葬・一日葬・家族葬などの選択肢が増えました。葬儀費
用は会社ごとにバラつきがあり、一概にいくらとは言い切れないのが難しいところです。そのため
「葬儀費用が高い」という印象が定着したのではないでしょうか。
自分の葬儀について生前にしっかりと家族と話し合い準備をしておくことが重要ですね。

終活コラム第38回はここまでです。もっと詳しいことを知りたい方や、
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