終活コラム番外編③『年賀状じまいについて』

今年も年の瀬が近づいてきましたね。
今回の終活コラムでは、このシーズンに関連ある話題として年賀状じまいについて少しお話してみましょう。

年賀状じまいとは
年賀状じまいとは、年賀状を辞退することを伝える最後の年賀状のことです。
「終活」という言葉が流行したため、年賀状のやり取りの整理をしようと考える方が増えました。
それに従い、年賀状じまいを考えている人も増えたとされています。 近年では、まだ終活世代ではない40~50代の方の年賀状じまいを行う場合もあるようです。 スマホが普及したことにより、いつでも連絡が取れるようになったこともその一因とされています。  
年賀状がもたらす「つながりの象徴」

年賀状は、新年を祝うためだけではなく、人と人とのつながりを感じるための特別な手段です。

デジタル化が進んでいる今だからこそ、手書きや印刷された年賀状を受け取ることで感じる、温かみや人との距離の近さが心に染み渡ります。

年賀状には、相手が時間をかけて準備し、手元に届くというプロセスがあります。
その一枚一枚が「今年もよろしく」という気持ちを形にしているのです。SNSでは感じられない、紙媒体ならではのぬくもりや安心感があるため、もらったときの喜びは格別です。

年賀状を続けるメリット

年賀状には、いくつかの具体的なメリットもあります。

• 心の交流が生まれる: メールやSNSでは伝えきれない温かみを、年賀状は形にして伝えることができます。たとえば、少し疎遠になった友人や、久しく会っていない親戚へ年賀状を送ることで、また関係が深まるきっかけとなります。

• 思い出に残りやすい: 毎年の年賀状が積み重なれば、それは一つのアルバムのようなものになります。子どもの成長記録や、家族の出来事が記録され、時が経って見返すと、そのときの思い出がよみがえります。

• 新年の活力になる: 送られてきた年賀状には、たくさんの新年の挨拶が詰まっています。そのメッセージが、新しい一年の活力となり、前向きなスタートを切る手助けになるのです。

 

年賀状じまいを考えている方へ

「年賀状じまい」を考える方も増えてきましたが、年賀状を送らないことは、人との繋がりの一つを手放すことにもなりかねません。
「毎年続けてきたから」「わざわざ出すのは大変」などと考える方も多いかもしれませんが、年賀状にはその一手間以上に得られる大きな対価があります。
やめてしまうと積み上げてきたよい関係を取り戻すのが難しくなる場合もあるので、今一度「年賀状じまい」する前に、その価値を見直してみてはいかがでしょうか。

どうでしたか?
年賀状はただの挨拶ではなく、特別な年始の文化として、人と人をつなぐ存在です。
一枚のカードには、送る側の思いと受け取る側の喜びが詰まっています。年賀状じまいが話題になる今だからこそ、もう一度その価値を見つめ直し、送る楽しみや、受け取る嬉しさを感じてみてください。
新しい一年を迎えるにあたって、大切な人へ年賀状を届けることで、心温まるひとときを作り出しましょう。

終活コラム番外編はここまでです。もっと詳しいことを知りたい方や、
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