終活コラム第35回『断捨離について』

終活の第一歩として断捨離を始めたいと考える方は多いのではないでしょうか。しかし「言葉としては聞くけど、具体的にどういうものなのかわからない」「何を捨てればいいのかわからない」と悩む方もいるでしょう。
今回の終活コラムではこの断捨離について少しお話します。
終活としておこなう断捨離には、若い世代の断捨離とは違う意味や効果があります。ここでは、以下の5点について解説します。

1. 経済的なメリットがある
2. 時間に余裕ができる
3. 部屋がきれいになり気持ちもスッキリする
4. 家族の負担を軽減できる
5. これまでの人生を振り返る機会ができる

1.経済的なメリットがある

断捨離で部屋がきれいになると、無駄なものを買うことがなくなるため、経済的なメリットが生まれます。不要な衣服がタンスに溜まっていると、自分が何を持っているのかがわからなくなり、同じ衣類を買ってしまいかねません。断捨離によってタンスがスッキリすると、必要なものが一目瞭然になり、無駄な買い物がなくなります。

2.時間に余裕ができる

断捨離を進めると、ものの位置が把握しやすくなるため、何かを探す時間が少なくなります。定位置に置いてあったはずの鍵や財布がなく、外出前に慌ててしまう経験は多くの方が持っているでしょう。ものを探す時間が少なくなると、気持ちや時間にゆとりができ、趣味や家族との時間を増やせるようになります。

3.部屋がきれいになり気持ちもスッキリする

不要なものを捨てると、部屋がきれいになり、新たなスペースが生まれます。必要なものだけに囲まれた生活になるため、気持ちもスッキリします。ものに囲まれ、いつも片付けなければならないという生活はストレスが溜まるものです。断捨離によって生まれた新たなスペースを有効活用できれば、心のゆとりにもつながるでしょう。

4.家族の負担を軽減できる

終活として断捨離をおこなうことで、自分の死後の遺品整理をする家族の負担を軽減できます。自分が亡くなったあとは、誰かに遺品整理をしてもらわなければなりません。ものが多ければ多いほど、処分に費用も時間もかかるため、その分家族の負担は大きくなります。終活の一環として断捨離を進めることで、家族の負担を軽減する準備も進められるでしょう。

5.これまでの人生を振り返る機会ができる

終活として断捨離を進めることは、人生を振り返る機会にもなります。長年愛用したものを整理しながら、これまでの思い出や大切にしてきたことを再確認できます。これは、自分らしく生きてきたことへの肯定感を高め、今後の人生の生き甲斐にもなるはずです。

いかがでしたでしょうか?終活として行う断捨離には、ざっと考えるだけでもこのような効果が期待できます。

終活コラム第35回はここまでです。もっと詳しいことを知りたい方や、
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