終活コラム第22回『セカンドオピニオン』について

今回の終活コラムはセカンドオピニオンについてです。

みなさんセカンドオピニオンという言葉をご存知でしょうか?

例えば、がんの治療で、外科手術、抗がん剤治療、放射線療法の三大療法があります。 どの治療法を選択するか、どの組み合わせで治療するかは、がんの種類、進行度など 患者さん一人ひとりの症状によって変わってきます。

医師はその時点で最も適切と考えられる治療法を患者さんに提案するわけですが、 他にもいくつかある選択肢の中から選ぶのですから、患者さんとしては「別の選択肢 もあり得るのでは?他の医師の意見も聞いてみたい」と考えるのは無理もないことだと 思います。

そこで登場するのがセカンドオピニオンです。
セカンドオピニオンは、言葉通り、現在診てもらっている医師とは別の医師に、第二の 意見を求めることです。
他の医師の意見を聞きたいと言ったら、主治医の機嫌を損ねることになるのでは?と 心配する方もいるかもしれませんが、セカンドオピニオンは患者の権利として認められて いますから、躊躇なく活用すればよいのです。

おそらくほとんどの医師が、患者さんセカンドオピニオンを受けたいと申し出ることを 想定されていると思われます。他の医師への紹介状もすぐ書いてくれるでしょう。

といっても、セカンドオピニオンは必ず受けた方がよいというわけではありません。
現在診てもらっている医師と信頼関係ができていて、治療法にも納得しているならば、 わざわざ受ける必要はありません。

◆ではどんなときにセカンドオピニオンを受けた方がよいのか?
  1. 選択肢を1つしか提示されないとき
  2. 主治医が、どうしたらいいか迷っているようなとき
  3. 標準治療以外の治療法に興味があるとき
個人的には、セカンドオピニオンを活用した方がいいのはこの3つのケースと考えます。
是非参考にしてみてください。

終活コラム第22回はここまでです。もっと詳しいことを知りたい方や、
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