終活コラム第15回『運転免許の自主返納』について

ニュースなどでよく目にする、高齢ドライバーが引き起こす重大な交通事故が社会問題化しています。

今回の終活コラムは、適切な年齢での免許返納を考えているドライバーは多いと思いますので、このテーマにまつわるお話です。

公共交通機関が充実していない地域の住民や、家族の中でほかに運転できる人がいない場合は、返納後の移動手段に困る面が出てきます。

そこで、高齢者が免許を返納することで得られるメリットを考えてみましょう。

最大のメリットは、交通事故を発生させるリスクを減らせることです。
若い頃には考えられなかった操作ミスや判断ミスに不安を感じていた人は、運転をやめることで交通事故の加害者になるリスクから解放されます。
そして本人はもちろん、家族も不安から解放されることは大きなメリットです。
車を所有しなくなることで、これまでかかっていた維持費がかからなくなることもメリットの一つです。
「ガソリン代」「自動車税」「点検整備費」「車検代」「保険代」など車の維持にまつわるお金が全て浮くことになります。
免許を返納した高齢者に対し、自治体ごとにさまざまな支援が設けられています。
「タクシーの乗車券・クーポン券」、「商品券」などが返納時に配布される一時的な支援もあれば、タクシーや路線バスの運賃が割引される日常的に利用可能な支援もあります。
返納を検討される時は、あらかじめお住いの自治体の支援や特典を調べておくとよいです。

終活コラム第15回はここまでです。もっと詳しいことを知りたい方や、
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