終活コラム第8回『延命治療について』

超高齢社会に落ちて高齢者の人口が増えるなか、延命治療によって命をつなぐ人もいます。しかし、延命治療をどうするかの決断をするのは、家族などの周囲の人で、治療するかどうかの判断で迷う人もいます。

延命治療をするかどうかの判断をスムーズに行うために、事前に考えておくことは、終活においてとても大切です。

この延命治療を希望する高齢者はどのくらいいるのでしょうか?
またどのくらいの費用はかかるのでしょうか?

◎少し古いデータになりますが、2012年に行った「高齢者の健康に関する意識調査」で65歳以上の高齢者に延命治療の希望を尋ねたところ、「延命のみを目的とした医療は行わず、自然に任せてほしい」と答えた人は回答者の91.1%にぼりました。

◎延命治療の費用負担ですが、2007年に日本医師会が公表した「後期高齢者の死亡前入院医療費の調査・分析」によると、後期高齢者の終末期の入院単価は1日当たり3万1800円で、死亡前30日いないの入院費総額の平均は63万3100円となりました。
もちろんこの全額を本人・家族が支払うのではなく、1割から3割を支払うことになります。
また、高額療養費制度を利用すれば、一般的な後期高齢者だと自己負担額をもっと抑えることができます。

終活コラム第8回はここまでです。もっと詳しいことを知りたい方や、
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